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  • 執筆者の写真WCF TEAM

WCF Mates Vol. 5 Akira (JP)

更新日:2023年7月8日

WOMENCANFLY.COとコラボしてくださった方や、協力してくださった大事な方を紹介する企画WCF Mates。Mate(メイト)はオーストラリアでよく使われる言葉で、「友達や仲間」という意味があります。


Vol.5 となる今回ご紹介するのは、UXデザイナーやクリエイティブディレクターとして活躍されているAkiraさんです。


Akiraさんには、2021年3月に実施したスクランブルセミナーで、「女性のためのウェブデザイン入門講座」の講師をご担当いただきました。ウェブデザインのようなITやテクノロジー分野は、初心者にとって、ハードルが高く思えるもの。しかし、興味のある方やチャレンジしたい方は意外と多いのではないでしょうか。


もともとはロックスターを目指すミュージシャンだったAkiraさん。今回は、そんなAkiraさんがミュージシャンからIT業界へ転身した理由やWCFとのコラボについて伺いました!





Akiraさんって、どんな人?


Akiraさんを紹介するとき、どのような肩書きが良いのか正直迷ってしまいます。


なぜなら、Akiraさんの仕事は、UX/UIデザインをはじめ、ウェブデザインやディレクション、プロジェクトマネジメントなど、分野の垣根を超えているから。クライアントやプロジェクトに合わせて、自身の役割を柔軟に変えて働いています。


エンジニアとチームを組んで仕事をすることもあれば、デザイナーやディレクターとしてプロジェクトに参加することも。個人の活動では、映像制作や写真撮影もされる多才な方です。


また、2012年にご家族の希望でオーストラリアへ移住し、2021年2月に帰国するまでの約9年間をシドニーで過ごしました。現在は9年ぶりの日本生活で、逆カルチャーショックを受けているそうです。



UX/UIデザインというのはあまり聴き馴染みがないかもしれませんが、それぞれ「ユーザーエクスペリエンス」と「ユーザーインターフェース」を意味します。

UXデザインは、例えば、「ある製品を検索して、購入して、使用して、満足する」というような、顧客体験全ての設計のこと。

一方、UIデザインは、アプリやウェブサイトなどの画面を使いやすくデザインすること。UIデザインによって、私たちは、「ここをタップすれば画面が切り替わるだろう」と直感的に分かるのです。


シドニーの写真
街と自然が近くにあるシドニー


Akiraさんのここがすごい!


中学生の頃からギターを始め、音楽の学校に進学したAkiraさんは、卒業後も、バンド仲間と音楽活動を続けます。


バンドマンにとって、CD売上とライブチケットは大きな収入源。そのため、ブログを書いたりウェブサイトを作ったりという広報活動は欠かせません。


メンバー内に誰もやる人がいない、という理由で一手に引き受けることになったバンドの「CD売上とライブチケットを売る」という広報活動が、現在の仕事にそのまま繋がり、ウェブデザイナーとしてのキャリアがスタートしました。


もとは、「お客さんをライブに呼ぶ」という目的を達成するための手段として、ウェブサイトやブログを活用していたという経緯があるので、Akiraさんのデザインはクライアントが満足するだけでなく、その先にいるクライアントのお客様にしっかり届くデザインになっています。


これって、当たり前ですが、実はすごく難しいことですよね。


加えて、ITやデザインスキルを独学で身につけたというのも驚きです! 約15年前の勉強していた当時は今ほど書籍が充実しておらず、ときに海外の書籍を翻訳しながら勉強したのだそう。本の内容が間違っていることもザラにあったといいます。


決して恵まれた環境だったとはいえませんが、そのような状況下においても、スキルを磨き、キャリアを築いてきたAkiraさんの行動力が素晴らしいと感じました。



バンドの写真
バンド時代の試行錯誤が現在の仕事の礎に


AKIRAさんとWCF、なぜコラボしたの?


2021年3月に開催した、スクランブルセミナー。4回にわたるセミナーの第1日目は、Akiraさんが講師を担当した「女性のためのウェブデザイン入門講座」でした。


私たちWCFには、自身が望む生き方を選択できるよう女性をエンパワーしたいという思いがあります。女性は結婚や出産などのライフステージに左右されやすいため、例えば働きたいと考えたときには、前向きにチャレンジする心や雇用のチャンスはもちろん、実用的なスキルが欠かせません。

特に、ITスキルは、働く場所や時間において、よりフレキシブルな働き方を可能にしうるので、女性と相性が良いと考えています。


そこで、日本、オーストラリア問わず数多くのプロジェクトに参画した経験をもつ、知識・人柄の両面において信頼があついAkiraさんに講師を依頼することに。「ウェブやプログラミングのスキルや知識はどんな業界にも活きるし、何よりも楽しいということを一人でも多くの方に知ってもらいたい!」という理由で、快諾していただきました。



働いている様子の写真
コロナ以前からリモートワークで働いています


IT業界に向いているのは男性だけじゃない


ウェブデザイン講座を企画してみると、キャリアアップのためにウェブデザインのスキルを身につけたい、セルフブランディングとしてウェブサイトを活用したい、という方が思っていたよりもたくさんいることがわかりました。


しかし、初心者にとって、「ウェブデザイン」のハードルは高いもの。そのため、Akiraさんには「テキストエディットとは?」というような、初歩的な用語から丁寧に説明していただきました。


セミナーを通して最初の一歩を踏み出した参加者のなかには、「さらに勉強してみたくなった」というフィードバックをくださった方も!


ITやWebというと、どうしても男性が向いているというイメージをもつ方が多いのですが、女性も多く活躍しています。


WCFはこれからも、Akiraさんのように知識やノウハウをわかりやすく教えてくださる講師と、新しいことにチャレンジしてキャリアにつなげたいと考えている方を繋げていきたいと思います。


一見難しそうに見えますが、身につければ武器となるスキルに!


海外生活を楽しむ秘訣は、異文化を受け入れること


約9年間をシドニーで過ごしたAkiraさん。


車でオーストラリア大陸を旅したことが印象に残っています。持って行ったギターを弾いていたら、同じように旅している人が集まってきて、その場で作った曲をみんなで2時間歌ったこともあるのだそう。音楽の力って、すごいですね!


Akiraさんにとって、オーストラリアは都会も自然も近くにあり、まさに、わがままを叶えてくれる国。個人に対して「こうあるべき」という考えをしないところが気に入っています。


また、シドニーで働く同業の人たちは、プログラミングやアートなど、専門分野以外のことにも関心を向けており、その貪欲さを尊敬しているのだとか。


生活でも仕事でも、海外には日本と違う面がたくさんありますが、固定概念をもたずに異文化を受け入れることこそ、海外生活を楽しむ秘訣だと教えてくれました。


友人たちと一緒の写真
シドニーで出会った友人たちと


デザインやウェブマーケティングなど、思いを形にできるスキルをもっていることはもちろん、仕事に対する姿勢やその仕事ぶりからAkiraさんの美学が垣間見え、かっこいいなと感じました。


海外から日本を見てきたAkiraさんは、日本に帰った今、改めて日本の良さを海外に届けたいと考えているそうです。


どのような日本を、どのように伝えてゆくのでしょう。とても楽しみです!





今後もコラボレーションお願いいたします!



〈プロフィール〉

井筒 聖(いづつ・あきら)

大阪府東大阪市出身。デザイン・マーケティング業界に14年以上勤務。都内のウェブ制作会社において、企画、ディレクション、デザイン、マーケティング業務に従事。2011年に同企業を退職し、フリーランスに転身。シドニーに拠点を移す。フリーランス活動と並行し、2016年より香港現地クリエイティブエージェンシーCCOに就任。デザインやウェブ制作のみならず、越境マーケティング案件など多方面で活動している。








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